社会的養護で育った子供たちが社会へ発する声に耳を傾ける「Our Voice Our Turn Japan〜僕らの声を届けよう〜」

出来たばかりの冊子『僕らの声』、まざるテラスでも読めます。

社会的養護=児童養護施設や里親家庭で育った子供たち(ユース)が社会に自分たちの意見を伝え対話しようという試み「Our Voice Our Turn Japan〜僕らの声を届けよう〜」に参加してきました。100人以上の参加者!

一番の印象は
「ここにいる皆さん、ちゃんと志もって行動して立派で幸せそうで、なんと良いことだ……(ほんわり)」
ですが、現状では色々葛藤がありすぎるからこの場ができたんだよね、場の原点に視線が戻ります。応援している子育て環境向上委員会@中野の「子育て世代の声を区政に届けよう」……同じ背景を感じました。

「5歳からの里親家庭が本当に辛くて、中学で逃げて施設へ。施設は兄弟がいる感じでめっちゃ楽しかったし今でも時々みんなで集まっている」
「施設のあと里親家庭へ。施設はごはんが美味しい。(日本での社会的養護が終わる)18歳以降も里親さんは優しく無職時もごはん食べさせてくれたり」
……先日の「チョコレートケーキと法隆寺」でも感じた想いを添削するような、そんな場の使い方いけないと思うけれど……

「そうだ、実親/施設/里親、どこなら良くてどこはダメとかそういう問題じゃないんだ、そうでなくて人だしその人を支える社会環境だし逃げ道を複数路線で用意しておくことだ(つまり人との出会いも)」と改めて感じました。


グループトーク時「今前向きに活動できているのは、何が大きなキッカケだったと思いますか?」とユースさんに質問したところ
「世田谷の、月1万円で住める制度とか家を開放してごはん提供してくれる場の存在とか……世田谷区の制度を知ったことですね」
ここでも世田谷区かーーーーーーい!!!!!!

おーい、世田谷区の制度〜 他の区に侵攻するのはいつでしょうかね〜(戦国時代の陣地取りをイメージ)

は、さておき 一番心に残っているのは「政治家になりたい」と登壇していたユースさんの
「施設や里親にいる子供たちはある意味ちゃんと保護されてると言える、まだ(社会に気づかれず)保護されていないが問題ある環境に置かれた子供たちに目を向けたい」
という力強い言葉。

先日、街中で衝撃な光景に遭遇し……つい「母も子もお互い辛いね😭痛いのは悲しいね😭」と駆け寄ってしまいましたが……何を「即時、問題な環境」「時々起こりそうだが問題ではない」と切り分けるのか、難しいです。大人から子供への暴力だめ、暴力ふるっているのを見た/知った瞬間に色々対策したい(親のリラックス含め)……と思うも、、、どうしたら、、、対応を学べばいいのか😀←また手を広げすぎ疑惑


後で伺った「とはいえ、施設間での格差はすごいです。良いところは良いけど、ひどいとこはひどい」という話も……。きっと里親だって「ひどいとこはひどい」実親だって「ひどいとこはひどい」で「良いとこは良い」。

どうしたらいいのか……。考えましょう。こり固まらず「対話」!


※パンやサラミの写真:先日の「実子ちゃんや週末里子ちゃんと手巻きサンドイッチピクニック」です。オシャレさ皆無……「ひどいとこはひどい」😀😀😂(マヨネーズとケチャップはボトルのまま持参……)

※facebookへの投稿文が長くなったので記事化してみました。

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